2016年7月1日金曜日

母が亡くなって二度目の花火大会

母が亡くなって二度目の花火大会が、来ました。

海の日は、花火が打ちあがります。

母は、花火を見るのが好きでした。

それで毎年雨の日以外は、必ず公園の近くなどで、花火見学していました。

亡くなる二年前の花火は、はじめてショッピングモールの近くでみました。

花火が打ちあがる前に、たい焼きや串カツを買い求めました。

それまでは、ただ花火を見るだけでした。

母は、それらをおいしそうに食べながら、最後の花火を見ていたわけですね。

その時の母の様子は、決して忘れられません。

いつもなら「また来年見に連れてきてね」というのに・・・

その時は何も言いませんでした。何かを感じていたのでしょうか。

私もそのことを問いただそうとしましたが、なぜか聞きませんでした。聞けばよかったと、今でも後悔しています。

先日の海の日は、仏壇にお供えして、花火の音を聞かせてあげました。

天国まで届いたでしょうか?きっと届いていますよね。喜んでくれたでしょう。

海の日が来ると、花火と共に母の思い出がよみがえります。

仏壇の母に、また来年花火見ようねと声をかけました。